【神と人の関係】良き器となるために

    陶工は粘土で一つの器を作っても、気に入らなければ自分の手で壊し、それを作り直すのであった。

    旧約聖書 エレミヤ書 18:4

    創造主なる神様と

    私たち人間の関係は、

    陶工と粘土のような関係だと言われます。

    神様の御手の中で、

    神の御心のままに私たちは

    変えられ練られていきます。

    神の陶器作りの働きは

    私たちをキリストの似姿に変えていくものです。

    その過程、いろいろな所を

    神たちは私達に通らせます。

    それが試練であったり

    様々な問題であったりするのです。

    神様からの試みを受ける度に

    私たちの粘土は柔らかくなり、

    神様が願われている作品へと

    変えられていくのです。

    私たちが主に委ねれば

    聖霊が力強く働きかけて下さり、

    私たちを練り清めて下さいます。

    しかし、そこで自分の意志を貫くと

    私たちは主の願われているのとは

    かけ離れた形へと変形していくのです。

    すると主はもう一度試みられ、

    私たちが自分を委ねる事が出来るまで

    やり直しをなされます。

    全て神様の深い愛と憐れみによるものです。

    私たちは、これまでどれだけ

    やり直しの機会が与えられてきた事でしょうか。

    多くの人は、

    自分で自分を作り上げていくものだと

    考えている事でしょう。

    人間の努力には限界があります。

    失敗や間違いも犯してしまいます。

    しかし、私たちが神様の御心に

    自己を服従させるなら、

    陶工の手は私たちを練り清め、

    御国に相応しい者として

    造り変えて下さると約束されています。

    私たちに出来る事は

    委ねる事しかないのです。

    委ねるとは、言い換えれば、

    自分に死ぬ、自我に死ぬという事です。

    自分で頑張ってやろうとして

    神様の御手の中で暴れ出さない事です。

    神の子として練り清められ、

    神様に喜ばれる器とさせていただきたいと思います。

    日常使う言葉で書かれている訳なので、非常に読みやすいです。
    軽くて読みやすく革もイイ!
    軽いので、外出時のお供にぴったり!
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