クリスチャンはとは何者なのか・・・時々思います。この世の苦難から逃れるため、心の安寧を神様に求める者とも言えますし、けれど、もっともっと未来のことを待ち望む人でもあると私は考えます。それは、主の再臨。主イエス様が、私たちのために新しい地を用意しており、迎えに来られる日が来るということ。死んだら天国にいく、みたいなお伽話ではありません。この世界が崩壊して、いよいよ終わりになる時に訪れる光景なのです。それをお伝えします。こんな話は、聖書を誠に知る者からしか聞けません(本当はご自身で聖書を読んでほしいくらい大事)。


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    聖書には「終末」についての記述がある

    聖書には、はっきりと「終わりの時代」について書かれています。私がうだうだ言うよりも、まずはこの書かれていることを読んでいただきたいです。

    しかし、このことは知っておかねばならない。終りの時には、苦難の時代が来る。 その時、人々は自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、高慢な者、神をそしる者、親に逆らう者、恩を知らぬ者、神聖を汚す者、 無情な者、融和しない者、そしる者、無節制な者、粗暴な者、善を好まない者、 裏切り者、乱暴者、高言をする者、神よりも快楽を愛する者、 信心深い様子をしながらその実を捨てる者となるであろう。こうした人々を避けなさい。 彼らの中には、人の家にもぐり込み、そして、さまざまの欲に心を奪われて、多くの罪を積み重ねている愚かな女どもを、とりこにしている者がある。

    (新約聖書 テモテへの第二の手紙 3:1-6)

    世界の異常さに、私たちはもう気づいているはずです

    もう世界は終わりに向かっている・・・おそらく多くの方が思っているはずです。世の中がおかしいと。最近だと、感染症や戦争など、まさかなことばかりが起こりました。「自分が生きている間に戦争が起きるなんて」。そう思った方も多いのでは?国と国とが争い、人が人を殺す――それは過去の話だと信じていたからです。違うのです、むしろこれは地球最後の日まで続きます。悪はどんどん満ちていくのです。とにかく、終わりに向かって世界全体が動いています。もう戻れません、止まりません。


    社会の道徳基準が崩れつつある現代

    気づけば、「LGBT」という概念が世の中に広まり、オリンピックでも認められるようになりましたよね。これ、10年くらい前まではありえない話でした。男と女以外の性別について議論され、何が何だかわからなくなっています。

    日本でも、性別を問わないトイレが設置され、「自分は女性だ」と言えば、男性が女性用トイレに入れるような事例も出てきました。また、風俗産業が当たり前のように存在し、街の至るところに点在しています。そのようなタレントも表に出てきて、多くの人に影響を与えています。何が正しいことなのか、認められることなのか、もはや基準は崩壊しており、世の中が混沌としていますよね。道徳も何もありません。


    歯止めの利かない社会は、ノアやロトの時代と重なる

    世の終わり 再臨

    今の時代は、まるでノアの大洪水の前、あるいはロトが住んでいたソドムの街と同じです。

    そして、ノアの時にあったように、人の子の時にも同様なことが起るであろう。 ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていたが、そこへ洪水が襲ってきて、彼らをことごとく滅ぼした。 ロトの時にも同じようなことが起った。人々は食い、飲み、買い、売り、植え、建てなどしていたが、 ロトがソドムから出て行った日に、天から火と硫黄とが降ってきて、彼らをことごとく滅ぼした。 人の子が現れる日も、ちょうどそれと同様であろう。

    (新約聖書 ルカによる福音書 17:26-30)

    混沌とした時代、人々は安心と希望を求めます

    これから一体どうなるのでしょうか。多くの人は、聖書ではなく「別のもの」に希望を見出そうとします。その「別のもの」とは、一見すると良さそうに見える教えです。悪霊(悪魔)から来るものです。この世界は人間のものではなく、神様と悪霊といった、霊の戦いが起きている戦場なのですから。

    ここ近年、人気なスピリチュアル系や自己啓発などもそうです。悪霊が与えた知恵・教えです。一見いいもののように見えるし、人生がうまくいくように感じられる内容ですが、幸せな結末はありません。悪霊は巧みに私たち人間の魂を壊そうと必死ですから。

    私自身、かつてはそうした世界にのめり込み、それを仕事にしていた時期もありました。占いに関しては、中学生の頃から30歳になるまで、長い間関わっていた中でわかることはたくさんあります。ここらへんはまた別の記事で。とにかく、神様は私たちにこう言っておられます。

    しかし、御霊は明らかに告げて言う。後の時になると、ある人々は、惑わす霊と悪霊の教とに気をとられて、信仰から離れ去るであろう。 それは、良心に焼き印をおされている偽り者の偽善のしわざである。 これらの偽り者どもは、結婚を禁じたり、食物を断つことを命じたりする。しかし食物は、信仰があり真理を認める者が、感謝して受けるようにと、神の造られたものである。

    (新約聖書 テモテへの第一の手紙 4:1-3)

    テラピムは、たわごとを言い、 占い師は偽りを見、 夢見る者は偽りの夢を語り、 むなしい慰めを与える。 このゆえに、民は羊のようにさまよい、 牧者がないために悩む。 ‘

    旧約聖書 ゼカリヤ書 10:2

    「死者との交信」は、聖書で禁じられている行為

    スピリチュアルや占いでは、死者だとか、何か高次元の存在からのお告げ的なものに頼ります。そして、一見すると素晴らしいメッセージのように聞こえます。そして、当たったりもあります。しかし、まず忘れないでいただきたいのは、死者は何も語らないということ。未来は悪霊でも読めません。神様だけの領域です。

    けれども人間は、昔からの教えや文化、アニメや映画などの影響で、「念」や「霊」など、目に見えない存在を信じるようになります。そして、未来を知りたいと言う元来の欲から、様々な情報を元に解析しようとします。

    確かに、目に見えない力は存在します。しかしそれは、死者の霊などではなく、悪霊の働きなのです。生まれた時からずっとあなたの魂をツケ狙っている悪霊もいます。ずっとずっと見てきたからこそ、それらを集約して、あとは欲望も知り尽くしているからこその、占いの答えを用意しているのです。けれども、これらは事実ではありません。惑わしなだけ。聞けば聞くほどに、人生はおかしくなります。

    悪霊の言葉は聞くな

    また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。 これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。

    (新約聖書 ヨハネの黙示録 16:13-14)

    悪霊は平和的なことを語りますが、その中に聖書に反する教えを巧妙に組み込みます。これらに染まると、人間は神様からどんどん引き離されていきます。次第に、神様を信じる気持ちがもう持てず、罪にまみれにまみれ、人生は暗く落ちていきます。

    悪霊たちは、人間を不幸にしたいのです。なぜなら、神様を恨んでおり、神様が最も愛しておられる人間という存在が憎くて仕方がないのですから。壊したいのです。

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    私たちは、地球最後の時代「終末」を生きている

    聖書を読むと、今は終末の時代なのだと明確にわかります。そして、これまでにない苦しみ(患難)が起こると記されており、私たちは準備をしなければなりません。それは、世界の二極化。


    世界は二極化していく

    「二極化」という言葉は、最近よく耳にします。経済的な貧富の差などが取り沙汰されますが、ここで語りたいのは、聖書が示す二極化。人生や世界に関わる、もっと本質的な内容です。

    それは、クリスチャンか、そうでないか。神に従うか、人やサタンに従うか。その選別が、世界中で起こるのです。この分断は、お金や権力の範囲を超える、より強烈なものとなるでしょう。もしかすると「国」という概念さえも失われるかもしれません。惑わしはますます加速し、聖書を知らなければ、それに気づくこともできず、心に平穏はありません。


    救いと安らぎを求めて、聖書に立ち返る時が来る

    世界が終わりに近づく中、同時に私は希望も増えていくと思っています。それは、神様を信じる者がどんどん増えていくということ。これから多くの人が、本物の救いを求め始めると私は思います。イエス様を救い主として信じる人々が増えていくでしょう。

    私の愛している神様・主イエス様は、今も生きておられます。天において、時が来るのを待ちながら、今も私たちのために執り成してくださっています。そして必ず、再び来られます。これは、クリスチャンにとっての大いなる希望です。


    サタンの最大の欺き――偽りの「救い主」

    主イエス様が再臨される前に、最後の最後までサタンは働きをやめることはありません。それどころか、加速していきます。一人でも神様から離れさせようと必死なのです。それゆえ、最大の欺きは、救い主に扮することをするでしょう・・・。サタン本人が何か形として現れるのか、それとも誰か人間を用いるのかはわかりません。けれど、「救世主」として世界中の人々の前に現れる者が立てられる日が来ます。聖書にはここらへんのことも預言されています。神様の言葉なので、都市伝説なんかではありません。

    ともかく、私たちは騙されてはいけません。私たちの主イエス様は、こんなふうに現れませんから。本当の救い主イエス様は、天から来られ、地には足をつけられません。私たちは空中で主に迎えられるのです。きっとその日、私たちは天を見上げるでしょう。


    今という貴重な時間を、大切にしてください

    ここまでのお話を、クリスチャンではない方からすると「何を言っているのかわからない」「何か思想が傾きすぎでは」と訝しんでおられる可能性もあるかなと思いました。それも当然です。このようなお話は今まで生きてきた中で、まともに知らなかったことでしょう。

    でも、大丈夫。今はまだ、学べる時間が残されています。今こそ、主のこと、世の終わり、そしてこの世界の成り立ちを調べていただきたいのです。つまり、聖書を読むこと。ここに書かれています。ちゃんと読めば、小学生でも理解できます(実際にそういう子が教会にはいました)。

    私たちの与えられた時間を、お金儲けや仕事、ストレス解消のためだけに使わないでください。これらも大事ですが、それ以上に大事なのは、イエス様を知ること。知れば、世界がどうなろうとも何とかなります。それが本当に理解できますから。おかしな世の中だからこそ、聖書を読んでいただきたいです。


    今がつらい方へ。神様だけが、あなたを救ってくださいます

    世の終わり 再臨

    どんなに苦しい時も、神様はあなたを忘れません。何度でも、何度でも、祈ってください。心に神様をお迎えし、神様からの平安をいただいてください。人の言葉でも、悪霊の言葉でも、心は救われません。神様だけが、あなたの魂を救ってくださいます。

    聖書は、ただの歴史の本ではありません。神様からの約束であり、過去の真実と、未来に起こること、そして日々の歩み方を教えてくれる書です。

    ですから、どうか熱心に求めてください。それは、あなたという唯一無二の存在のために、神様が用意してくださった言葉なのです。主の再臨の日、つまり、王の帰還ーーーこの日を待ち望み、天という私たちの故郷へ連れていってくださる日を希望に生きていきましょう。生き抜きましょう。

    すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、 それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう。 だから、あなたがたは、これらの言葉をもって互に慰め合いなさい。

    (新約聖書 テサロニケ人への第一の手紙 4:16-18)

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