私は昨日、目が覚めた瞬間から憂鬱でした。何か憂鬱な夢も見た気がします。とにかく、急に「人生そのものが嫌」になるほどに、目覚めは最悪でした。望んでいたことが上手くいかず、いろいろと打ちのめされていた最中だったのです。そんな私でしたが、ふと主の御言葉が私の中に入ってきました。「イエスは彼に言われた、「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる(マルコによる福音書 9:23)」と。

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    一番強力な「信仰」の力

    信仰の力

    思いもよらない出来事が起こると、人は奇跡だとか言います。私もそう思います。そんな奇跡のような出来事が起きてほしいと願うのは、もはや人間の心理。まさに神業。これって本当に、この世で一番強力な力だと思います。そして、実は法則だと思うのです。

    私たちクリスチャンは、神様に委ねるという生き方を知っています。これが一番強力な力であり、法則です。ただ、これは表面的な思いでは、無に等しいです。「少し信じる」といった若干の信じる気持ち60%では、結果は0%。90%でも0%。100%神様を信じなければ、100%にならないのです。これは強制できません。強制と信じる気持ちは繋がりません。洗脳でもありません。

    主を強く求めるとは

    イスラエルよ聞け。われわれの神、主は唯一の主である。 あなたは心をつくし、精神をつくし、力をつくして、あなたの神、主を愛さなければならない。

    旧約聖書 申命記 6:4-5

    ちなみに、この節句だけ読むと、「信じろ!(強制)」のように聞こえるかもしれません。文脈が大事なのですが、イスラエル(ここでは神様を信じる民)に対して、神様が求めることを言っています。100%私を信じなさいと。この100%に到達するには、主を愛さずしてどうして信頼できるでしょうか。

    この信心は、ただ言葉をポイント的に摘んでも、心の奥深くまで理解できないと私は思っています。創世記をすべて読んでいただくと、主の導きが一番深くわかってくると思います。なぜなら、私がそうだったからです。

    信仰がすべてを変えてくれた

    私は前に、引っ越しで失敗をしたことがあります。なんと、近所がヤクザの事務所だったのです。そして、周辺をよく見てみると、ひっそりと風俗のお店がありました。怖い人がうろついていました。私は内見で実際に見ていたはずなのに、なぜか気づけませんでした。とにかく治安が悪くて、引っ越してきたその日の夜には後悔で涙が止まりませんでした。

    だからこそ、神様に祈りました。すぐにでも引っ越したいと。助けてほしいと。なぜなら、私には時間もお金もありませんでした。とても弱い存在でした。そもそも、引っ越してきて数日で引っ越したいなど、普通はなかなかあり得ない体験でしょう。しかし、私のこの祈りは神様に聞かれました。思わぬところから、引っ越しにかかる費用を十分にまかなえるお金を受け取りました。不思議と、すごくいい条件の家がすぐに見つかりました。また、遠くに住む母が用事で東京に来て、私は独りにならずに一時期住むことができました。怖いと思っていた状況を、不思議なタイミングですべてまかなってくれたのは、主の計らい意外の何ものでもありませんでした。

    確かにあの時、私は主に祈りました。それはもう強く、切実に、すべてを頼りました。目には見えない神様ですが、神様は絶対に私の助けを聞かれると信じて呼び求めました。この100%の信仰は、主に確実に聞かれたのだと今でも思っています。奇跡なんて言葉では曖昧すぎる、間違いなく主の御業でした。

    100%の信仰の奥義

    あなたがたはわたしを尋ね求めて、わたしに会う。もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求めるならば、

    旧約聖書 エレミヤ書 29:13

    わたしに呼び求めよ、そうすれば、わたしはあなたに答える。そしてあなたの知らない大きな隠されている事を、あなたに示す。

    旧約聖書 エレミヤ書 33:3

    だからこそ、

    わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。

    旧約聖書 ピリピ人への手紙 4:13

    私たち人間は、信仰と、そして勇気(主に100%委ねる勇気)をもって、あとは前向きに目の前のことを取り組めばいいのです。これが一番安全です。主が守ってくださいます。共にいてくださいます。

    まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。 だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。

    旧約聖書 マタイによる福音書 6:33-34

    神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。

    旧約聖書 ローマ人への手紙 8:28

    人生には不安もたくさんあるでしょう。しかし、すべては大丈夫です。これは根拠のない大丈夫と言っているのではありません。神様が私を全的に守り、導いてくださるからです。このお方に失敗はありません。私たちの想像を超えることを、大いなる御手によって力強く創造されます。

    信仰の力を信じて生きる

    私たち人間が取り組むべきことは、神様を求めること。100%信じて、自分の業を委ねること。イエス様の十字架の元に、自分の十字架・重荷を下ろさせていただきましょう。主はそれを望んでおられます。もう独りで生きなくていいのです。頼ってください。主を頼ってください。それが私たちの人生を平らに、安らかな道となる奥義なのです。

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