あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。
新約聖書 ローマ人への手紙 12:2

私は世の中を見ていると、頭がおかしくなりそうな焦燥感に襲われます。
私自身、将来に希望が持てない思いになる時があります。とはいえ、未来に対して明るい気持ちを持つ時もあり、しかし・・・どこかでは憂いている自分もいます。
手放しで100%喜べる時なんて、早々ないと思えるほどに世の中は混沌として複雑です。
現実は少し目を逸らせば痛ましい情報が連日のように雪崩れ込んできます。品性を疑うような言葉や行いも、もはや日常的に見かけるような世の中。
自分自身のことだけではなく、世の中や周りの状況を見ると、気持ちが沈んでしまいます。
そんな時に、この御言葉が私に臨んだのです。
この世のことばかりを見つめているから、心身が沈んでいきます。
神様はこうもおっしゃられています。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。(1テサロニケ5:16)」
クリスチャンには、この世だけではない、来るべき世・神の御国が用意されています。
ですから、そのことに喜びを見出し、心を守り、今とこれからに感謝して生きていくこと。これが、この世と調子を合わせすぎず、主イエス様に結ばれた者としての安全な歩みとなるのです。
神様を第一に思い、生きていく時に、始めて人間の心身は平安へと導かれるのです。



