何よりもまず心得てほしいのは、聖書の預言は何一つ、自分勝手に解釈すべきではないということです。なぜなら、預言は、決して人間の意志に基づいて語られたのではなく、人々が聖霊に導かれて神からの言葉を語ったものだからです。
新約聖書 ペトロの手紙 二 1:20-21
聖書は
自分の都合の良いように
勝手に解釈をしてはならないと教えています。
聖書は全て神の霊の導きの下に書かれ
(第二テモテ3:16)とあるように
聖霊に導かれて
人々が神の言葉を受け取り、
その言葉を悟り書き留めたものです。
聖書は全部で66巻ありますが、
1600年以上かけて
40人の人々によって書かれました。
それにも関わらず、
聖書の記事には
不思議な統一性が見られます。
これは、人間の書いた書物ではない
というはっきりとした証拠です。
著者は永遠に変わることのない神様です。
聖書は全て神の霊感、神の息吹、
神によって語られた命の御言葉の宝庫です。
聖書は303年に、ローマ帝国の皇帝・
ディオクレティアヌスによって焼き捨てられ、
聖書は地上から消えたかのように思われました。
「聖書を読む為には
博物館に行かねばならなくなるだろう」
と言われた程でした。
しかし、今や
聖書は40カ国以上の言葉で翻訳され、
全世界で50~60億万部を超える
史上最大のベストセラーになっています。
聖書の預言は
これまでの歴史で全て成就しています。
ゆえに、聖書は信頼に値する書物なのです。
この世にあるどんな人間の声よりも、
どんな流行りの言葉よりも、
魅力的な言葉よりも
私たちは謙遜になって
この確かな神の御言葉にこそ目を留め、
第一に耳を傾けなければならないと思います。
神様の御言葉は
私たちの日々の生活において
私たちの足元を照らす灯、道の光です。
聖書は、まさに神様と出会う場所です。
常に聖書を傍らに置き、
人生の道しるべとしたいと思います。