【時計はチープカシオでOK】見栄からの脱却、執着からの解放

    「人生の成功者・お金持ちは、高級腕時計をつけている。だから、私も腕時計を着けて、成功者のように生きていきたい」・・・このような思いを抱いたことはありませんか?私は過去、そのような思いをわりと本気で抱いていました。今にして思えば、見栄・虚栄心。もし、かつての私と同じ思いとしている方には心の整理がつく内容になっているので、読んでみてください。

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    高級腕時計はかっこいい

    思い浮かべてみてください。

    あなたは全身オーダーメイドスーツを着て、スタイル良く着こなしています。すでにそれだけで、他のスーツを着ている人よりも、頭一個抜けてかっこいいです。しかし、それをさらに助長しているのは、バランスの取れた袖口から覗く、一瞬でわかる高級腕時計。人はこの人を見て、どう思うでしょうか。「仕事ができる人なんだろうな(収入がいいんだろうな)」「スーツも時計もこだわりがあって洗練されている(オシャレだな)」「お金持ちアピールしているな(でも、羨ましいな)」こんなところだと思います。

    ここで結論からいいますが、腕時計はその人を表現するアイテムの一つであるということ。人の視線も、自然と腕に注目しているものです。案外、人って細かく見ているんですよね。

    もう少し深掘りを入れますと、その人自身が目立っていたからこそ、細かいところまで見られていたのだとも言えるのです。自分の体にフィットしているオーダースーツならば、かっこよく見えてしまうものです。服のフィットは、基本的に人を美しく見せてくれますから。その時点で、実は結構目立っているのです。そんな人、日常的な世界では珍しいですから。周りと被らない際立ちこそ、目立つのです。

    では、そのかっこいい人は、果たして本当に憶測を的中させるような人なのでしょうか?

    かっこいいに、執着していませんか?

    男女ともに言えることですが、「かっこよくありたい」という前提があって、高級腕時計をつける人もいます。別の言葉でいえば、「他の人とは違う、際立った見た目でありたい」ということ。高級腕時計は、道ゆく人誰もが着けていませんから、ふとした時に見える凄みは確かにあるでしょう。何よりも、着けている本人がそれを感じ、気持ちよくなっています。もちろん、当たり前ですがそうではない人もいます。

    人に見られなくても構わない、自分が見るだけという前提がある人もいます。他人は本当に関係ないのです。それゆえ、時計を隠して服を着ることもあれば、外に連れ出す頻度も少なく、家で個人的に愛でる人もいます。誰に見せているのか、そもそも見せる必要がないのか。誰のためなのか、自分の見栄のためか、趣味趣向のためか。自分軸、他人軸、どちらにベクトルを置いているのか。この違いで、腕時計への執着は顕著にわかってきます。

    ところで、私は腕時計においては他人軸寄りでした。人に見られたい、かっこいいと思われたいと密かに思っていました。むしろ、それこそが高級腕時計のメリットだとも思っていました。

    「安い時計なんて・・・」眼中にもないほど見下していた

    かつての私は、とてつもなく見栄っ張りでした。当時はそこをあまり自覚することなく、むしろ都合のいい言葉で自分を納得させていました。「いい物を持ちたいから」と。いい物=高級品、といった方程式が根強く頭にあったのです。それに、人から「いい物を持っているな〜いいな〜」」と一目置かれたかったからです。これが、自分の価値観でした。

    それゆえに、安い時計なんて恥ずかしいと思っていました。安い時計をつけるくらいならば、何も着けない方がいいと本気で思っていました。生きるか死ぬかのような、白黒はっきり思考で考えていたのです。その心は高慢でした。見栄と執着がすさまじかったです。

    ところで、そんな人(かつての私)は素晴らしい人でしょうか?ファッションは決まっていても、その中身はかっこいいでしょうか?

    高級嗜好からの脱却

    私はある日突然、高級腕時計を手放すことになりました。実はこの時計、私が購入したものではありませんでした。母から譲ってもらったものです。いろいろあって、母から返して欲しいと言われたのです。すごく嫌だったのが正直ですが、私の執着を手放す時なのだと、神様がそう私に言っているのだと思い、この高級時計とは離れることになりました。

    さて、時計を着けずに過ごしてみたのですが、実は意外と不便で、かつ締まりがありませんでした。「腕時計はそもそも必要なのか?」と考えたこともありましたが、私には必要でした。時間を手元で確認する癖があるのと、腕にピタッと巻かれている感覚、これらは私が仕事をしていく上で必要でした。装備品みたいなものです。シャキッとするからです。

    ですが、もう高級腕時計はありません。私は新たな時計を探す旅に出ます。ここで結論をいいますが、チープカシオとも言われる、CASIOのリーズナブルな腕時計と出会うことができました。私の高級嗜好は終わりを告げます。

    【チープカシオ】最高におしゃれ!最高の腕時計だ!

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    チープカシオ 金持ち レディース
    最もシンプルなデザイン

    白状しましょう。このチープカシオ、8千円前後くらいで購入しました。その前につけていた高級腕時計は、あのクラウンマークでお馴染みのブランド。定価で100万円は超えているものです。この差、100倍以上!コスパが圧倒的にいいのは間違いありませんね。

    見た目について。アクセサリー的な要素も必要ですから。正直、チープカシオは購入感がありません。けれど、別に悪い見た目でもありません。変な安っぽさも私は感じません。軽いですし、高級品ではないため、職場でもガシガシ使えます。傷をつけないようにと気を張る必要もなくなりました。

    機能も使いやすいです。ずっとアナログに慣れていた私ですが、デジタルは狂いがないのでいいですね。時刻確認だけではなく、ストップウォッチ、タイマーの機能もあるので、活用の幅が広がります。

    2万円くらいの価値はありそうだと思ってしまうほど、圧倒的にお安い腕時計です。気取っていないため、私の心までもが解放されました。見栄からの脱却です。高級であれといった、お金持ちに憧れるような執着からの解放です。

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    圧倒的なコスパの良さには理由があった

    「ここまで有名かつ、機能の良い時計、あまりにも安すぎないか?」そう疑問に持つ方もおられるかと思います。私がそうでした。これを一言でいうならば、人件費ではないでしょうか。というのも、CASIOの実店舗では、このチープカシオは販売しておりません。あくまでネットでのみ、しかも海外に向けての販売なのです。日本のメーカーではありますが、戦略の一つなのかもしれませんね。

    以上のことから、手に入るのはネットのみです。一部、電気屋さんでも販売はされているようですが・・・個人的にはAmazonなどのネットからがオススメです(私がそうでした)。

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