肉の父はしばらくの間、自分の思うままに鍛えてくれましたが、霊の父はわたしたちの益となるように、御自分の神聖にあずからせる目的でわたしたちを鍛えられるのです。
新約聖書 ヘブライ人への手紙 12:10
今日の御言葉は
肉の父と霊の父、
すななわち
人間の父親と神様との
鍛える動機・目的の違いを語っています。
人間の父親の訓練は
完璧なものではありません。
誤って叱ってしまったり、
一時的な衝動によって
叱ってしまうこともあります。
これは人間の父親の限界です。
しかし、
霊の父である神様は
完全な方です。
私たちの必要を全て御存知ですから、
本当の意味で
私たちにとって益となるように、
キリストに似た者となるように
鍛えられるのです。
私自身、試練に遭わなければ、
神様と出会う事もなかったし、
信仰を持つ事もありませんでした。
神様は全てを益として下さいました。
聖書の語る希望は、
災いや困難から守られた
無菌状態での希望ではありません。
かえって、試練の中で経験する
天来の力に満ちた希望なのです。
主は、ご自分に頼る全ての者の為に
働かれます。
その中で、主に信頼する者は
貴重な教訓を学び、
素晴らしい体験をし、
勝利を得ることが出来るのです。
様々な苦しみがありますが、
神様の鍛錬として受け止め、
神様は全てを益に変えて下さり、
その中で成長させてくださることを覚え、
これからの道も
信仰をもって歩んでいきたいと思います。
