あなたの御言葉が見いだされたとき
わたしはそれをむさぼり食べました。
あなたの御言葉は、わたしのものとなり
わたしの心は喜び踊りました。
万軍の神、主よ。
わたしはあなたの御名をもって
呼ばれている者です。
旧約聖書 エレミヤ書 15:16
人が生きる為には
二種類の食べ物があります。
一つが、私たちが普段食べる食べ物
もう一つは、聖書の御言葉です。
御言葉は、
普段の食べ物では満たす事の出来ない心の糧であり
この世が与える事の出来ない喜びを与えます。
聖書は神様が
私たちに語りかけておられる神様の言葉です。
御言葉に見いだされた時、
あまりにも美味しくて、
まるで何日もご飯を食べていなかった人のように
むさぼり食べたくなるのです。
御言葉には
最も豪華なご馳走が提供されています。
毎日の食べ物が私たちの体を養うように、
御言葉を毎日食べれば、
私たちの霊的な血となり
肉となって体を行き巡り、
活力と喜びの源になり、
魂を生き返らせます。
御言葉を読み深めていく時、
御言葉はやがて私たちの人生の指針となり、
生活の一部となっていきます。
必要な時、時宜に適った御言葉が思い出され、
私たちを慰め、励まし、勇気づけてくれます。
その時、私たちの心は
不思議な喜びで満たされるのです。
飛んだり跳ねたりして喜ぶ
そのような喜びです。
この喜びの中で、
人生そのもの、生き方そのものが
御言葉によって変わり始めるのです。
御言葉には
このような改変力があります。
肉体のように
魂の成長は目で見る事は出来ませんが、
確実に見えない形で成長していきます。
聖書を読む時、
膨大な量の聖書を急いで読み、
殆ど理解出来ないよりは、
数行を読んで
じっくり考える方が遥かに良いのです。
御言葉を眺めるだけでなく、
心の栄養として日々味わって、
御言葉に生き､その中で
喜び躍る経験をしていきたいと思います。
