クリスチャンの幸せな結婚 ― 聖書から学んだ結婚の奥義

    私は30歳の時に聖書に出会い、クリスチャンとなりました。その頃、結婚への思いが強くなっていた時期でもあります。正直に言えば、「熱烈な恋愛をしたい」「その上で良い人と結婚したい」と強く願っていました。とにかくパートナーが欲しかったのです。しかし、なぜ結婚したいのかという目的意識は曖昧で、感情だけが先走っていました。そんな最中にクリスチャンとなり、この2年間で聖書を通して結婚の奥義を学ぶことができました。その学びをシェアしたいと思います。そして私自身も、この学びを土台に「幸せな結婚」へと歩んでいきたいと願っています。


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    神様は結婚について何と言っている?

    クリスチャン 結婚

    すべての人は、結婚を重んずべきである。また寝床を汚してはならない。神は、不品行な者や姦淫をする者をさばかれる。

    旧約聖書 ヘブル人への手紙 13:4

    また主なる神は言われた、「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助け手を造ろう」。

    旧約聖書 創世記 2:18

    聖書には、結婚が神にとってどれほど大切で、祝福された関係であるかがはっきりと示されています。


    クリスチャンとして結婚相手に対して思うこと

    主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。
    そのとき、人は言った。 「これこそ、ついにわたしの骨の骨、わたしの肉の肉。男から取ったものだから、これを女と名づけよう」。

    旧約聖書 創世記 2:22-23

    結婚相手とは「助け手」であり、人生の友であり理解者です。夫婦は対等であり、一つとなり、愛し合い、支え合う存在。ところで、「一体となる」と聞くと、性的な関係だけを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。しかし、聖書が語る結婚はそれ以上に、霊的に結ばれる関係です。神様が最初に人間へ与えられた祝福の賜物こそ「結婚」なのです。どれだけすごいことなのか、創世記は何度でも読み返して瞑想したいですね!


    では、結婚相手とはどう出会えるのか?

    天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。

    旧約聖書 伝道の書 3:1

    る、 いや、四つあって、わたしには悟ることができない。 すなわち空を飛ぶはげたかの道、 岩の上を這うへびの道、 海をはしる舟の道、 男の女にあう道がそれである。

    旧約聖書 箴言 30:18-19

    結婚の時期も、相手との出会いも、すべて神様のご計画の中にあります。それは人知では計り知れません。まさしく、神様からの賜物なのです。


    出会いまでに私たちができることは?

    すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。

    旧約聖書 箴言 3:6

    何よりも大切なのは、自分の思いより主に委ねる信仰です。その上で、自分自身を成長させることも必要だと学びました。

    私は女性なので、女性として心がけたいのは「お金では買えない宝石」である慎ましさを身につけること。地味であれという極端な話ではありません。年相応に綺麗でありつつ、「果たして主に喜ばれるか?」を基準に歩んでいくことが大切だと思っています。


    個人的な体験から結婚の目的を考察

    26歳の頃、私は「結婚したい」という気持ちがピークに達していました。周りの友人たちが次々に結婚や出産をするのを見て、それが大人の証であり幸せの象徴のように思えたのです。その羨ましさから、婚活アプリで一年間頑張ったこともあります。結果、うまくいきませんでした。

    なぜか?それは「なぜ結婚したいのか」という目的意識が欠けていたからです。現在32歳の私は、26歳の頃の自分を振り返り、「結婚しなくてよかった」と思っています。当時は子供でした(20代は子供なのかも?)。結婚しても、子供ゆえの決断と、大人になった今とのギャップで不幸になっていたかもしれません。

    聖書を通して神様と向き合う中で気づいたのは、結婚は肉体的な結びつき以上に、霊的な関係だということ。大人として成熟していなければ、その祝福を真に受け取ることはできません。


    クリスチャンの結婚に向けて

    私は今ようやく、結婚に対する目的意識を持てるようになりました。結婚は「幸せのゴール」ではなく、神様に与えられた人生のパートナーと共に歩む「霊的な旅路」です。そして、主イエス様の再臨を待ち望む者でもあります。人生いろいろありますが、だからこそ助け手と共に日々を歩んでいくのです。この記事を読んでいるクリスチャンの方も、ぜひ結婚の目的について祈り、瞑想してみてくださいね。

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