ネイルって気分上がりますよね。女性のささやかな楽しみと癒しだと思っています。そんなネイルには大きく分けて「マニキュア」と「ジェルネイル」があります。どちらも魅力がありますが、固まるプロセスや仕上がり、爪への影響は大きく違います。個人的にはジェルネイルよりマニキュア派です。この記事では、両者のメリット・デメリットを整理しつつ、マニキュアをおすすめする理由を解説します!
マニキュアとジェルネイルの違い

- マニキュア:自然乾燥で固まる。専用ランプ不要。ベースコート → カラー → トップコートが基本。
- ジェルネイル:専用のUV/LEDランプで硬化。ツヤ・厚みが出てデザインの自由度が高い。
固まる仕組みが根本的に違うため、特徴も大きく分かれます。
費用の違い

- マニキュア:セルフなら数百円〜。サロンでも3,000〜5,000円程度。
- ジェルネイル:サロンで1回6,000〜10,000円が相場。月1回通えば年間約10万円以上。
コスト面ではマニキュアのほうが圧倒的に手軽です。
比較表:マニキュア or ジェルネイル
項目 | マニキュア | ジェルネイル |
---|---|---|
お金(費用) | セルフ:数百円〜 サロン:約3,000〜5,000円 | サロン:約6,000〜10,000円 セルフでも初期投資1〜2万円 |
仕上がり | ツヤは控えめ 厚みは出にくい | ぷっくり感と強いツヤ アートやストーンも固定できる |
持ち | 3日〜1週間程度 | 3〜4週間持続 |
オフ・爪への影響 | 除光液で簡単に落とせる ダメージ少なめ | 専用リムーバー+削りが必要 爪が薄くなることも |
時間 | 乾くまで30分〜1時間 | 硬化はライトですぐ サロンで1〜2時間 |
マニキュアのメリット・デメリット
メリット
- セルフで手軽に楽しめる
- すぐに落とせる(気分で色を変えやすい)
- 爪への負担が少ない
- 集める楽しさがある(私はシャネルがお気に入り)
デメリット
- 持ちは数日〜1週間と短め
- 乾くまで時間がかかり、ヨレやすい
これらから言えることは、持ちこそ長くはありませんが、お手軽な点です。圧倒的にマニキュア派な私から言わせれば、爪はそもそもすぐに伸びます。ですので、ネイルに長持ちを求めているのは何か不自然な気がします。あまりにも長く伸びすぎると、皮膚や服を引っ掛ける可能性もあります。それに不衛生です。あまりメリットがありません。
ジェルネイルのメリット・デメリット
メリット
- 3〜4週間長持ちする
- ぷっくりしたツヤ感
- デザイン・アートの幅が広い
デメリット
- サロンでの費用が高い(1回約7,000〜10,000円)
- オフに時間と手間がかかる
- 爪に負担がかかり、トラブルも起こりやすい
知人はジェルネイルを続けすぎて「グリーンネイル」になりました。グリーンネイルとは、ジェルと自爪の隙間に水分が入り、緑膿菌が繁殖する不衛生な状態です。見た目もグリーンに変色するため、心身のダメージもあります。
併用はおすすめできない
マニキュアとジェルネイルを併用することは不可能ではありません。しかし、初心者にはおすすめできません。仕上がりが綺麗になりにくく、爪へのダメージも大きくなります。マニキュアは塗るだけで硬化しますが、ジェルネイルはLEDライトが必要です。つまり、塗料の種類が別物同士なのです。よって、併用は基本的におすすめできません。
私が「ジェルネイルよりマニキュア」を選ぶ理由

- 伸びすぎると不衛生(雑菌が溜まりやすい印象)
- 細かく爪を整えたいタイプなので、数週間放置するジェルは合わない
- マニキュアは色やメーカー次第で十分美しく仕上がる
- 集める楽しみがあり、気分で色を変えられる
上記のような理由が、ジェルネイルよりもマニキュアを選ぶ理由ですね。マニキュアは短期間で落ちるデメリットもありますが、私にとってはそれこそが気軽に楽しめる良さでもあります。そもそも、爪はすぐに伸びるものです。
個人的に、シャネルは特に大好きです。約5000円くらいするので、世間一般的なマニキュアよりも断然お高めです。しかし、シャネルだからこその洗練されたラインナップが素敵です。しかも、剥がれにくいです。私はベースとカラーのみ使用しています。トップコートは使用していません。別にいいかな〜と(本当は揃えたい気もしますが、なんだかんだで購入していない)。
私のおすすめ厳選マニキュア
上記ではシャネルをおすすめしましたが、私は他のメーカーのマニキュアも使用しています。いろいろと長年試してきて、それぞれがいいものがあるので、いくつか解説していきますね。
①Kure BAZAAR

ベースコートなしに、これ一本だけで画像そのまんまのカラーが乗ります。かなりしっかりとしているマニキュアです。フランス産なのもあり、安定の品質です(シャネルもフランス産です)。定価¥2,750くらいなので、ややお高めにも見えますが、私はシャネルの代わりとして活用しています。何よりも、90%天然素材ですので、オーガニック系が好きな人にもおすすめな優しいネイルです。一つ欠点としては、お取り扱いの店舗があまりないので、基本的にはネットで購入ということ。ただ、本当にすごいネイルなので使用して後悔はないと言いたい秘蔵の子です。
②OPI

ナチュラルな仕上がりの綺麗めネイルです。仕上がりはジェルネイルっぽさのある、しっかりとした印象です。肌馴染みがいいカラー(ベージュ)なので、どんな服装や場面にもマッチするので、一本は常に持っておきたいアイテムです。一番ベーシックなメーカーかなと、個人的には思っています。大人の女性はぜひ購入してみてくださいね。
③胡粉ネイル
こちらのカラーは大人っぽく、落ち着いた赤というか、レンガ色です。こっくりとした雰囲気には落ち着きと優しさがあります。これも、胡粉ネイルというメーカー独自の特徴だと個人的には思います。こちらのメーカーはお湯でも落とせます。つるっと綺麗に剥けるので、癖になります。お肌や爪が弱い人は、こちらのネイルがダントツでおすすめです。「胡粉」とは、日本画の重要な白い絵具であり、ホタテ貝殻の微粉末から作られる顔料なのです。ホタテ貝殻は、野菜などを洗う時にも使用するもので、間違えて口に入れても大丈夫と言われています(でも食べちゃだめ!)。そんなにも優しい素材なので、爪にも相当安全なネイルなのです。
塗る前に、甘皮リッパーを!

爪の根本には薄い膜(甘皮)があります。ここを削らずしてマニキュアを塗ると、ボコボコして見た目が悪くなります。そして、塗りにくいです。ですので、マニキュアの前にこのリッパーでささっと削ることをおすすめします。角質をとる、みたいなイメージです。この貝印の甘皮リッパーは、とても使いやすいですし、圧倒的に安価です。さすがは大手の貝印さん!女性に限らず、男性もぜひ購入してみてくださいね。
まとめ
- コストや爪への優しさ重視 → マニキュア
- 持ちやデザイン性重視 → ジェルネイル
それぞれに良さはありますが、「ジェルネイルよりマニキュア」と感じる人も多いはず。爪の健康やライフスタイルに合わせて、自分に合ったネイルを選んでみてくださいね!
