【約束の地】信仰によってカナンの地が与えられる

カレブは民を静め、モーセに向かって進言した。「断然上って行くべきです。そこを占領しましょう。必ず勝てます。」

旧約聖書 民数記‬ ‭13‬:‭30

神様は約束の地が、

いかに素晴らしい所であるかと

イスラエルの民の代表者たちに

カナンの地へと偵察に行かせました。

この御言葉は

カナンの地を偵察に行って

帰ってきた時のカレブの言葉です。

しかし、

多くのイスラエルの偵察隊は、

カナンの住民が

強大であることに恐れを抱き、

怖じ気づきました。

恐れは問題を

実際より大きく見せます。

彼らの恐れとは、

これまで神様の多くの御業を

見てきたにも関わらず、

神様に信頼せず、

「カナンの地を与える」といった

神様による約束を疑い、信じず、

不信仰から生じたものでした。

同じ状況でも、

二通りの捉え方があります。

信仰によるか、

そうでないかの違いです。

私たちクリスチャンも

神様の働きをする中で、

周りの状況を見て

恐れを感じることがあります。

しかし、

主が共にいてくださるなら

何も恐れる必要はないのです。

主が始めてくださったことは

主が最後まで助け導いてくださいます。

もし、自分の視点で

様々な問題を捉えるならば、

そこには恐れ以外の

何ものも生じることはありません。

主を信頼して

大胆に一歩を踏み出すか、

それとも、

恐れを感じて尻込みしてしまうか。

二つに一つです。

その結果は

大きく異なっていきます。

全て私たちの

信仰にかかっています。

どんなに困難な時でも、

神様が共にいてくださることを覚え、

神様の約束を握り締めて

一歩踏み出していく時、

私たちは大きく

前進することができ、

その中で

神様の大いなる御業を

体験することが出来るのです。

ですから、

神様の約束を握りしめて

信仰と共に一歩踏み出す私で

ありたいと思います。