愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである。
新約聖書 ローマ人への手紙 12:19

「女性を狙って、わざとぶつかってくる男がいる」
これは少し前からニュースやSNSでも有名になった話題ですが、東京に住み始めて10年以上の私から言えば、もはや日常茶飯事。
電車や駅構内だけではなく、道を歩いている時にもあることです。
ちなみに、なんとなく全身から「絶対に道を譲らないぞ」というオーラが立ち込めているので、なんとなくそういう男の人はわかります。女性のカンみたいなものですかね、なぜか直感的にわかるのです。防衛本能みたいなものでしょうか。
ともかく、ぶつかりおじさんというのは、こちらが避けても狙ってぶつかってくるほどに狙いを定めてきます。普通に怖いです。絶対にぶつかってやるみたいなものを感じますね・・・。
被害を受けた女性はどんな様子なのかといいますと、まずは服装の話から。
私の場合はこれまで様々な服装をしていますが、どんなに武装しても(またをオシャレ)結論からいえば、ぶつかってこられました。もはや、女性というだけでそういう扱いをされるのかなと思っています。
きっと、東京に住んでいる女性ならば、一度は経験したことがあるでしょう。何を思ってぶつかってくるのか・・・正直、いろいろな意味で可哀想な人がやる卑劣な行為だと思っています。
対処法など、正直あまりないと思っています。避けても狙ってくる人もいますが、とりあえず距離をとるのが一番です。あとは、やはり心の持ちようでしょうか。
ぶつかりおじさんは、自分の中に抱えている不愉快さや、つまらない間違ったプライドなどを、自分よりも弱い存在の女性へと暴力という形で昇華させている可哀想な人なのです。けれど、それに同情する必要はありません。人に迷惑をかけて、暴力行為をしているわけなので、結構な悪行為だと思いますよ。
ぶつかられた側としては怒りもあるわけです。どう気持ちの整理をすればいいのか・・・そんな時、私はこう心の中で呟いています。
愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである。(ローマ人への手紙 12:19)
神様がこうおっしゃられています。聖書でこの聖句を見つけた時、ハッとさせられました。
怒りに任せて仕返しをしても、かえって何をされるかわかりません。危険です。それに、暴力に対して暴力で対処するのは人間としてふさわしくありません。
ぶつかりおじさんへの復讐は、神様にお任せしましょう。神様はいつだって見ておられます。ですから、すぐに心の中で祈ってみてください。
怒りは人を苦しませます。理不尽だからこその怒りは、解決法がありません。
この醜い感情もすべて主イエス様の十字架の元へと降ろさせていただくのです。怒りという重荷は、いつまでも持つ必要などありません。
ともかく、ぶつかりおじさんの被害に遭われた方は本当にお疲れ様でした。
※私自身、先日こういった場面が突然起こったために精神的に疲れたこともあり、この記事を書かせていただきました。



