【愛を拒否】神様を拒み続けた人たち

    「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽のしたに集めるように、わたしはお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。

    新約聖書 マタイによる福音書 23:37

    イエス様が

    十字架の死に向かうその途上で

    エルサレムに対して語った嘆きの言葉です。

    長く耐え忍ばれてきたイエス様の

    愛の別れの言葉でもありました。

    イエス様は、エルサレムの人々を

    めん鶏が雛をかばうように

    何度も何度も

    ご自分の元に集めようとされました。

    めん鶏は危険を察すると

    すぐにその羽を逆立てにして雛を守ります。

    しかし、彼らは

    イエス様の愛の呼び掛けに応答しませんでした。

    エルサレムは

    幾度も悔い改めの機会を与えられましたが、

    その度に拒絶しました。

    それどころか、

    彼らを救う事の出来る唯一のお方を

    軽蔑し、虐待し、拒否し

    十字架につけてしまいました。

    その結果、イスラエルは

    滅びに至る道を自ら選んでしまったのです。

    イエス様の叫びは

    最後の最後まで救いのみ手を拒み続けた

    民に対する神様の泣き叫びでした。

    イエス様は、今も嘆いておられます。

    人は造り主なる神様に背き、離れ、

    自分を中心として歩み、欲望のままに生きています。

    神の愛から離れる事が罪です。

    罪を犯すと

    神様から身を隠すのが人間です。

    しかし、

    神様はこのように罪の中にいる人を

    一人でも多く救い出したいと

    今も願っておられます。

    今こそ悔い改め、救いの時なのです。

    いつかこの恵みの時も閉じられる時がきます。

    イエス様は、一人でも救いに導きたいと

    憐れみをもって忍耐強く、

    義の翼を広げて待っておられます。

    このイエス様の差し出された手を

    一人でも多くの方が

    握り締めて下さるよう祈るばかりです。

    私たちも、神様から離れ、

    与えられた使命に不忠実で怠惰に陥って

    イエス様を悲しませる事のないように、

    イエス様のみ翼から出てしまう事のないように、

    常にイエス様の翼の下に留まり続けたいと思います。

    聖書が初めての方は、新約聖書から読んでみてくださいね〜
    軽くて読みやすく革もイイ!
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