【孤独な時】苦難を通してのみ学べること

    とある場所に来たとき、日が沈んだので、そこで一夜を過ごすことにした。ヤコブはその場所にあった石を一つ取って枕にして、その場所に横たわった。すると、彼は夢を見た。先端が天まで達する階段が地に向かって伸びており、しかも、神の御使いたちがそれを上ったり下ったりしていた。

    旧約聖書 創世記 28:11-12

    兄を騙し、父を騙し、

    人を騙し押しのけ続けてきたヤコブ。

    過去を見ても、現在を見ても、

    将来を見ても、

    暗闇の現実の只中で、

    ヤコブは途方に暮れ

    絶望の中にありました。

    このような状況の中で

    神様はヤコブの前に現れて下さいました。

    夢の中の階段の意味とは、

    神と人間のとの遮断された間を

    仲介者として執り成して下さる

    イエス様を表すものでした。

    ヤコブが孤独を感じていた時、

    ご自分の祝福を注いで下さいました。

    これがどんなに大きな慰め、

    励ましとなった事でしょう。

    私たちの人生も問題の連続ですが、

    そのような困難な中で

    神様は私たちに現れて下さり、

    慰めと希望を与えて下さいます。

    そして、あらゆる状況を用いて私たちを整え、

    キリストに似た者に造り変えて下さいます。

    たとえサタンが私たちを陥れようとしても、

    神様はその事を

    益となるように働かせて下さるのです。

    私たちは神様について

    他の方法では学べない事を

    苦難を通してのみ学ぶ事が出来ます。

    困難が襲う時、

    「何故ですか」ではなく

    「この事を通して

    何を学ばせようとしておられるのですか」

    と問う者でありたいと思います。

    目の前に横たわっている困難の現実が、

    実は大きな祝福の門であった事を

    知るようになるのです。

    困難な時に、

    その先に備えて下さっている神様の

    素晴らしいご計画を

    常に心に留めたいと思います。

    日常使う言葉で書かれている訳なので、非常に読みやすいです。
    軽くて読みやすく革もイイ!
    軽いので、外出時のお供にぴったり!
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