【聖書伝道】それでも立ち上がる

    主の名を口にすまい
    もうその名によって語るまい、と思っても
    主の言葉は、わたしの心の中
    骨の中に閉じ込められて
    火のように燃え上がります。
    押さえつけておこうとして
    わたしは疲れ果てました。
    わたしの負けです。

    旧約聖書 エレミヤ書 20:9

    何度も苦しみを味わい、人からそしられ、

    迫害にあってもひるまなかったエレミヤが

    このように苦しみを訴えています。

    しかし、エレミヤは

    この苦悩から立ち上がります。

    そのきっかけとなったのが

    彼が語るのをやめようとした

    主の御言葉の力でした。

    主の御言葉の火は消える事なく、

    くすぶり続け、

    ついには火のように燃え上がる

    という体験をエレミヤはします。

    それを押さえつけようとしますが、

    燃え上がる力はそれ以上に強いのです。

    御言葉が、

    エレミヤを力づけ励ました事がわかります。

    私たちも伝道する中で、

    様々な否定的な状況に遭うと、

    もう伝えるのはやめようと

    消極的になってしまう事があります。

    しかし、エレミヤに勝利をもたらした

    御言葉の力は私たちにも向けられています。

    私たちも何度も挫けそうになりますが、

    その度に御言葉に促され、慰められ、

    立ち上る事が出来るのです。

    私たちが弱さの中にある時こそ、

    主の言葉は私たちの内に火のように燃え上がり、

    そこからまた歩み出し、

    語り出す力となるのです。

    そして語らずにはいられなくなるのです。

    「私の負けです。」そう思う時、

    神様は大いに私たちを用いて下さり、

    御力を示して勝利をもたらして下さいます。

    エレミヤは御言葉を貪り食べました

    と言っています。

    きっとエレミヤの心に

    御言葉が満ち溢れていたのでしょう。

    御言葉は魂を生き返らせ、

    心に元気をもたらします。

    一つでも多く御言葉を

    自分のものとして

    心燃える思いで

    語らずにはいられない

    私たちでありたいと思います。

    聖書の一番最初「創世記」から耳で聴けます☆
    軽くて読みやすく革もイイ!
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