主の使いはその周りに陣を敷き
主を畏れる人を守り助けてくださった。
旧約聖書 詩篇 34:8
逃亡者ダビデは権力も武力もなく、
ただ頼る事が出来たのは神だけでした。
そこから真剣な祈りが生まれてきたのです。
そして、神によってだけ
救われる経験をしたのです。
今日の私たちは、
あまりにも多くのものに満たされています。
病気になれば医者、
困った時にはカウンセリング
といった機関があります。
ですから問題が起こった時、
熱心に神に祈るよりも、
目に見える助けに走ります。
その分、神の御業を見る事が
出来なくなってしまっているのではないでしょうか。
しかし、私たちは自分の力では
どうする事も出来ない状況に追い込まれた時、
神様だけが
頼るべきお方である事を知る機会となります。
私たちが心砕かれて神様だけを待ち望む時、
神様は私たちにその御業を現して下さいます。
人の思いを変え、状況を変えて下さいます。
状況から救い出して下さるばかりか、
私たちの思いを遥かに超えた
恵みをも与えて下さいます。
自分の乏しさを知って、
真剣に神に願い求める人は
「主を畏れる人には何も欠ける事がない。」
という確信に導かれます。
神様は天使を遣わし私達を守られ、
私たちの心の内に住んで下さる聖霊が魂を満たし、
導きを与え、慰め、励ましを
与えて下さるのです。
私たちをいつも守り導いておられる神様に
寄りすがって歩んでいきたいと思います。
