ただし見よ、見いだしたことがある。
神は人間をまっすぐに造られたが
人間は複雑な考え方をしたがる、ということ。
旧約聖書 コヘレトの言葉 7:29
神様は
「我々にかたどり、我々に似せて人を造ろう」
と言われたように、
人は元々
神様の御形に造られました。
神様は人を、
神を愛し、神と交わり、
神の栄光を現す者として造られました。
しかし、神様から離れた事で、
人は大きくその目的から離れてしまい
自分勝手な道に向かって歩むようになりました。
つまり、神様でなく
自分中心に生きるようになってしまったのです。
その結果まっすぐでなく、
物事を複雑に考えたり、
理屈をこねようとするようになりました。
魚が水の中でしか生きられないように、
神様の愛の中でしか生きられない存在として
人間は造られたのです。
しかし、人間は
神様との愛の関係から離れてしまいました。
神様を知る人は、
今どれほどいましょうか。
悲しいことです。
だから様々な思い悩みや苦しみ、
悲しみが入り込んでくるのです。
このように複雑になってしまった人間の心を
もう一度回復する為に与えられたのが
聖書です。
はるか昔の時代から、
人間は神から離れてきました。
新しいことは何もありません。
繰り返されています。
聖書とは、
人間のあるべき状態へと回復させる為の
マニュアル本でもあります。
人生の指針です。
この複雑に曲がりくねった道を
真っ直ぐに、
私たちを真っ直ぐな者、
正しい者へと造り変える事ができるのは
イエス様しかありません。
神様は、私たちをロボットとして
造られませんでした。
自由意志を与えてくださり、
その中で神様を選び取り
神様を愛するように
私たちをお造りになられました。
私たちを神様から遠ざけるのは、
周りの状況ではなく、私たち自身です。
私自身、これまで
自己中心で的外れな生き方をしてきました。
随分遠回りの人生を歩んできたな～と
つくづく思い知らされます。
残りの人生を
シンプルにイエス様に委ねて、
神様の望まれる道を
まっすぐに歩んでいきたいと思います。
