なまった斧を研いでおけば力が要らない。
知恵を備えておけば利益がある。
旧約聖書 コヘレトの言葉 10:10
木がよく切れないと思って
一生懸命激しく
斧を振り落とすのですが、
問題は
その木の幹にあるのではなく、
斧の方にあったという事です。
料理人は、頻繁に包丁を研ぎます。
木こりや大工さんも、
のこぎりの目立てをし，
カンナやノミの刃を研ぎます。
その時間は無駄はなく、
むしろ仕事を
より多く美しくなす為の大切な時間です。
職人が道具を整えるように、
良き働きをする為に私たちも、
知恵を研ぐ必要が
あるのではないでしょうか。
神様は時として鍛錬を通して
私たちの知恵を研がれる事があります。
その事を通して
命と豊かな実を結ばせる為です。
また、私たちは
聖書の御言葉を通して
沢山の知恵を蓄える事が出来ます。
その中で神様との関係を深め、
様々な問題に対して
あらゆる対処法を知る事ができ、
時宜に適った助けと
最善の解決を見出す事が出来ます。
聖書は沢山の知恵の宝庫で
私たちのあらゆる悩みを解決してくれる
カウンセラーでもあります。
知恵を備えておけば
利益があると書かれています。
どのような利益があるのか、
楽しみにしながら、
このような知恵を備え、
信仰を深めていきたいと思います。
